尋常性性疣贅(イボ)
皮膚の微細な傷から、ヒト乳頭腫ウイルスに感染してイボ状の腫瘍が生じます。主に手指や足底では尋常性疣贅、顔では扁平疣贅、外陰部では尖圭コンジローマがあります。
当院では、液体窒素による凍結療法、ヨクイニンの内服薬、イミキモドクリーム、活性型ビタミンD3の外用薬などで治療を行っています。

伝染性軟属腫(水イボ)
伝染性軟属腫ウイルスの感染により、乳白色のイボ状の小結節が多発する疾患です。小児に多く、夏季にプールで感染することがよくみられます。
当院では、患部に麻酔テープを貼り、麻酔効果が生じる約1時間後に摘除しています。数が多い場合や怖がって摘除できない場合には活性型ビタミンD3の外用薬を処方しています。

単純疱疹(ヘルペス)
単純ヘルペスウイルス1型または2型による小水疱を生じる感染症です。口唇ヘルペスや性器ヘルペス、アトピーの患者に生じるカポジ水痘様発疹症(重症)などがあります。
当院では、抗ヘルペスウイルスの内服薬と外用薬による治療を行っています。

帯状疱疹
小児期に罹患した水ぼうそうのウイルスは脊髄の知覚神経節に潜伏感染していますが、加齢、ストレス、過労、免疫力の低下に際して再び活性化して発症します。体の片側に神経痛、紅斑、水疱が生じ、高齢者では帯状疱疹後神経痛として後遺症を残すことがあります。
当院では、迅速に検出できる検査キットを使って診断し、基礎疾患や体調に応じて抗ウイルスの内服薬と外用薬、消炎鎮痛剤、神経痛予防薬などで治療しています。また事前の予防として50歳以上の方に帯状疱疹ワクチンの予防接種(自費)も行っています。帯状疱疹後神経痛の症状が強く長引く方にはプラセンタのトリガーポイント注射(自費)も勧めています。