炭酸ガスレーザー

ほくろ・イボ 炭酸ガスレーザー手術とは?

ほくろの除去方法の1つとして、炭酸ガスレーザーによるくりぬき法があります。

細胞の水分に反応する10600nmの波長をもつレーザーで、隆起した部分、メラニンを含めたほくろ全体を蒸散させて削り取る治療です。

これは、ほくろの境界ぎりぎりまで、ほくろの部分をレーザーで蒸散させることによって除去する方法です。

治療直後はびらんから穴があいた状態になり、軽度の浸出液を伴うジュクジュクした傷の状態になります。

欠損した部分の皮膚は、創傷治癒により、1週間~10日前後で皮膚が再生し、盛り上がり治癒します。

具体的な手順としては、まずはそのほくろが悪性でないかの確認後、局所麻酔を行います。

その後、炭酸ガスレーザーで除去する部分にマーキングを行います。

そして、最後に実際にほくろを炭酸ガスレーザーで除去します。治療時間は、大きさや数にもよりますが、1~10分ほどで済みます。

ほくろが除去されたら、小さいものは傷に軟膏を塗り、大きめのものは上からテープで保護します。

手術後、傷が完全にふさがる1~2週間は、軟膏や傷を早く治すテープで覆っておく必要があります。

傷がふさがってからも、多少赤みが残る場合もありますが、時間が経つにつれて、徐々に赤みも消えていきます。

照射後は紫外線を浴びないように優位してください。(日焼け止めは3ヶ月~半年塗ることをお勧めします)

炭酸ガスレーザーのメリット

平坦なほくろのほか、盛り上がったほくろや、色調が淡いほくろなど、Qスイッチレーザーでは治療困難な様々なほくろや、脂漏性角化症の治療ができます。

炭酸ガスレーザーですと、一度の治療である程度メラニン色素を含めた母斑細胞全体を除去できます。

また、母斑細胞自体を一度で完全に除去する手術もありますが、線状の傷痕がほぼ残ってしまうのに比べると、比較的傷痕が目立ちにくいと言えます。

特にケロイドになりやすい方は完治できなくても、炭酸ガスレーザーを選択されることをおすすめします。

また、瞼やまつ毛の間、小鼻など切除縫合術では変形してしまう可能性がある部位も、安全に最小限の傷痕で手術することが可能です。